2021年10月14日木曜日

選択的夫婦別姓は全国民に不利益 - 反対理由の例を分かりやすく紹介

event_note10月 14, 2021 editBy Fluffy Knowledge forumNo comments

賛成する人は考える能力が欠如している


衆議院議員総選挙も近く、選択的夫婦別姓についての話も各政党の政策でまた耳にするようになりました。各政党は大いに議論したらいいと思います。

先に書いておきますが、私は断固反対派です。

芸能人とか一般の人もそうですが、「選択的夫婦別姓が導入されても自分には影響がない」と堂々と宣う人は、考えることができない残念な人なのだと、心の底から可哀そうに思います。

自分は結婚してて、今まで通り旦那の性で統一するし、他の家は好きにしたらいいんじゃないかなとか、本当に想像力が微塵もない人達が大勢いて、非常に見ていて鬱陶しく感じます。

今回は、そんな人たちにも必ず降りかかる不利益を、例を挙げて分かりやすく記事にしてみようと思います。関係ないと思っている方も、自分が別姓を選ぶつもりの方も、おそらく該当するはずなので、是非見てください。


「家の姓」はなくなる


山田さんの家を訪ねると、佐藤さんが出てくることもあるでしょう。子供が山田さんの家に遊びに行くといって出かけたが、行った家は佐藤さんの家かもしれません。葬式などで「~家葬儀」というような表記はもうできないでしょう。

もう「家の姓」はなくなるのです。


貴方がこれまでと同様の夫婦同姓を選択したとしても、別姓が選べる以上、これまで家の姓を使っていたサービスや制度は、すべて別姓を考慮したものに変更が行われます。

貴方の子供についても、同じ苗字を名乗っていることを、全ての人に紹介しなければなりません。新しい人と出会ったら、同姓を選択していることを毎回伝えなければならなくなるでしょう。

どの家族が別姓を選んでいるのかは分かりません。出会う全ての夫婦に別姓を選択したかどうかを聞かなければなりません

貴方が誰とも出会わないのであれば影響がない話です。

別姓夫婦の子供は全員「姓と名」を覚える


例えば、子供が複数人いる家では、子供それぞれがどちらの姓を名乗っているか分かりません。

家の姓(Family name)はもうないのです。
つまり、姓 + 名が子供の名前なのです。

子供の名前は、たかしくん、ひろしくんなどといった名前ではなく、山田たかしくん、佐藤ひろしくんといった名字と名前を合わせて覚えなければなりません。例え兄弟である事が分かっていてもです。


年賀状などの郵便物にも、家の姓に続けて奥さんや子供の名前を列挙する書き方(連名)も使えなくなります。送る前に、どちらを選択したか、子供たちはどちらの姓をそれぞれ名乗っているのかを確認しましょう。年賀状を送る相手全てに。

貴方がどんな子供とも接点がなく、年賀状なども送ることがないなら影響がないでしょう。

憶測で旦那の姓で呼んでしまうと失礼に当たる


既婚女性を旦那の姓で呼ぶことを考えてみます。

今の制度のままで通称の場合は、戸籍上は旦那の姓であり、その上で旧姓も使用している状態なので、旦那の姓は「正解」です。失礼にはあたりません。

しかし別姓を選択している場合、旦那の姓には戸籍上も含めてなっておらず、完全に「不正解」であり、失礼に当たります。導入直後は笑って済まされる問題かもしれませんが、人によっては不快に思い、もしかしたらセクハラや名誉棄損のような、そんな訴訟問題などになるかもしれません。


失礼のないように、しっかりと出会うご夫婦全ての方に別姓を選択したかどうかを確認しましょう。子供さんがいる場合は、失礼のないように子供全員の姓を確認するのを忘れてはなりません。その質問自体が失礼になりそうな気もしますが、それ以外に回避する方法はないのです。

貴方が誰の名前も呼ばないのであれば影響がない話です。

まとめ - 孤独に生きる人以外は必ず不利益を被る -


社会で普通に生活している一般的な人は、総じて不利益を被るはずなのです。

それなのに、自分には影響がないとかいう考えに至ってしまうのは、本当に想像力が欠乏しているとしか思えません。

別姓を選びたい人は、結婚しない選択をするか、通称使用で我慢するか、もういっそ日本国籍を捨てたらいいのではないかと思うのです。

結果として女性の権利を低く見ているとか思われそうですが、そんなつもりはないし、女性は通称使用で旧姓名乗って社会で活躍したらいいと思っています。クレジットカードとか会社の登記とか通称使用で困る場面があるらしいですが、それらを順次潰せばいい話でしょう。

別姓を「選択」出来るのが反対なのです。どうせやるなら、結婚しても別姓固定にする方がよっぽど良いです。そうすれば子供以外は確認する手間もいらないですし。家の名前がなくなることについては寂しいですが、まぁしょうがないと諦めるしかないのでしょう。

歴史が好きな私としては、織田家嫡男とか好きな響きですが、もう織田家もなければ嫡男の名字も奥さん側の名字かもしれないという、もう日本とは思えない国になりますが


過去に類似した記事もあげています。高市早苗さんの総裁選前の発言などに賛同した記事になっています。


頭の悪そうな賛成意見ばかりで、反対意見の意味が分からないという残念な動画は以下になります。

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