各国に蹂躙され続ける朝鮮半島の歴史を学ぶ
日本に住む私たちにとって、朝鮮半島は近隣の国として、歴史上非常に密接な関係にあり、多くの人が興味を持っている土地でもあります。
しかし、現在の日本人の中には、「北朝鮮」や「韓国」についてあまりいい印象を持っていない人も多くいます。特に「北朝鮮」はミサイル実験をしたり、核開発をしたりと、他国への威嚇のような行動が目立ち、日本人にとって印象は良くないみたいです。
北朝鮮と韓国に対する私の印象と、歴史を学ぶ方向性
私自身は、それほど北朝鮮については悪く思っておらず、むしろ北朝鮮へ圧力をかけ続けている先進諸国のやり方が、歴史上日本へ行っていた圧力と被って考えられるところもあり、被害者なのではないかと感じています。
韓国については正直擁護できるものが思いつきません。特に、根付いている食べ物に関する文化が本当に生理的に無理なので、もう韓国という国が不衛生で気持ちが悪いとしか思えないのです。
しかし、そんな朝鮮半島の国ですが、今は二つに分割されてしまっていますが、元々は一つの統一された国だった時期もあるわけです。そんな朝鮮半島の歴史については、日本人はあまり知ろうとせず、現状だけを批判していることもよくあります。
それはあまり良くないことだと思い、改めて朝鮮半島の歴史を、少し勉強してみたのですが、それはあまりにも悲惨で過酷な歴史でした。日本と違い大陸と陸続きであったがために、多くの大国の政治に巻き込まれ、力で抑えつけられ、翻弄され続けた土地、朝鮮半島について、今回は掘り下げて確認していってみます。
今回取り上げるのは、朝鮮半島の歴史の中でも、統一が成された「高麗」以降とします。
「朝鮮」という言葉自体が隷属の象徴
冒頭に念のため書いておきますが、「朝鮮」という言葉自体が、属国である事を示している言葉でもあります。「鮮」の字は奴隷的に使える意味を持ち、「朝」はその宗主国である中国を指しています。つまり朝鮮半島という地名自体が、中国に使える地方という名称であると言えます。