2021年7月31日土曜日

Path of Exile - 自由度の高い時間泥棒ARPG

event_note7月 31, 2021 editBy Fluffy Knowledge forumNo comments

 Path of Exile - 自由度の高いARPG

いつも宗教とか歴史とか、難しい系の話題ばかりを取り上げていますが、たまにはエンタメ系の記事も書いてみます。

たぶん私の人生の中で最もプレイしているであろう時間泥棒なAction RPGである「Path of Exile」を紹介してみます。



Steamで配信されている海外のゲーム


Path of ExileはSteamで無料配信されているゲームです。
Grinding Gear Gamesという海外の会社が開発し、2013/10/23からサービスが提供されており、現在もアップデートされ続けているという状況です。


ゲームとしては、いわゆるDiabloライクなハクスラに分類されるような、見下ろし方のアクションゲームで、繰り返しプレイし続けることで、キャラクターが強くなったり、強いアイテムが手に入ったりするような、スルメゲームです。



リリースされてからかなりの時間が経過していますが、人気は根強く、本日(2021/08/01)時点でのプレイヤー人口は、Steamプラットフォーム上で16位、6万人くらいがプレイしているようです。E-Sports系が多い中、このようなジャンルのゲームとしては快挙でしょう。



自由度 - ゲーム性


このゲーム、いわゆるストーリーのようなものもあるのですが、それをクリアした後に凄まじい量の要素が解放されます。詳しくは後述しますが、10年近い間、3か月ごとに大きなコンテンツ追加を行ってきており、その量はすさまじいものがあります。

また、それらのコンテンツを楽しむためのキャラクターを「設計」するところがスルメ度を劇的に高めています。キャラクターの性能を静的に決定するパッシブスキルというものがあり、そのツリーがまるで蜘蛛の巣のように広大で、その割り振り方によって様々なキャラクターを構築できます。
世界中のプレイヤーが、こんなキャラクターはどうだろうかと、日夜新しいキャラクターを考案し続けても、まだ案が出尽くしません。新しい要素が追加になると、乗算的にそのパターンが増えるためです。

一つのキャラクターでプレイをしていると、プレイ中にも「こんなことをしてみたい」という欲望が沸々と沸き立ち、気づけば新しいキャラクターを作ってしまっているような、そんなことを繰り返してしまうゲームです。


私自身、かなり乗り遅れて始めた新参者ですが、気づけばプレイ時間が4000時間を超えるような、そんな恐ろしいゲームです。

ビジネスモデル - F2Pと3 month Cycle


無料ゲームで、ゲーム内に課金があるという、今やスタンダードな形態です。私がプレイし始めた時はすでにその形態でした。

これでビジネスが成り立っているのかと、若干不安になります。
というのも、課金をしなくてもすべてのゲームコンテンツが楽しめる設計で、課金をすると、容姿が格好良くできたり、ちょっと便利な機能が使えるといった程度となっています。

また、ゲームは3か月で1 CycleのRadder/Seasonのような形式(リーグという)となっており、その度に大きなアップデートが入る形になります。
Seasonを終えると、その間のキャラクターやアイテムなどは、常設のエリアに「移動」する形になり、消えたりすることはありません。

永遠に遊べるゲームとしての設計


もの凄く参考になった動画があるので紹介しておきます。
私もゲームを含め、ソフトウェアの企画開発をしており、コンテンツの寿命をできるだけ長いコンテンツを開発したいと頭を悩ませたものです。

開発元のGGGも、リリース後は徐々にプレイヤーが減少していき、どうするべきかと悩んだ結果、現在のような定期サイクルの大きな更新を行う形にすることで、ユーザーが離れても返ってくるようになったと発表しています。


その結果、新規は増え、離れたユーザーも返ってくるため、波打ちながら右肩にプレイヤー数が上昇していっている様子を説明してくれています。

実は私自身も、こうして風化せず、徐々に話題となるようになったPath of Exileというゲームについて、実は過去にダウンロードしていたけど、数年ぶりにやってみるか、とプレイし始めたのが沼の始まりでした。

ゲーム企画をする方などは、参考になることもあるかと思います。

まとめ


今回は、ゲームの中身などについては深堀しないように注意しながら書いてみたつもりですが、興味が湧いた方は無料なので是非一度試してみることをお勧めします。

ただし、本ゲームは日本語対応していません。
そんなに難しい英語は出てこないとは思いますが、細かなアイテムの効果などは、ある程度の英語力があるほうが理解も深まり、一層楽しめることは間違いないでしょう。私自身も知らない英単語が出てきたりしますが、逆に英語力が培われている実感もあったりします。

あと、基本はソロ(一人)ゲームです。
ただ、マルチも可能で、パーティーを組んで潜ったり、PvPもあります。どちらも私はやったことありませんが。

他のプレイヤーとアイテムのトレードも可能です。
購入はブラウザさえあれば可能ですが、売却は残念ながら少しの課金が必要になります。アイテム売りまくって財産を蓄えることに楽しみを見出すような人は、数百円程度なので課金した方が楽しめるでしょう。

トレードはChatで行いますが、基本定型文なので英語力は特に必要ないでしょう。
英語力があった方が、一層楽しめることは間違いないですが。
私の場合、間違ったアイテムを売却してしまって、苦情を言われた後の買戻しなど、英語でドキドキしながらチャットした記憶などがあり、そういうのはとても英語の勉強にもなりますし、間違いなく楽しい思い出になります。

語るとキリがないのでこのあたりにしておきましょう。

0 comments:

コメントを投稿