エホバの証人はクリーンな宗教団体
本当に世界にはいろいろな宗教があります。
歴史の勉強から少し離れて、身近なところにある宗教に興味がわくこともありますよね。突然聖書のお話とかをしてきたり、家に訪ねてきたりすることで有名な宗教として、「エホバの証人」は知っている人も多いのではないでしょうか。
私も存在と名前は認識していましたが、どういう団体で何が目的なのか等知らないなと思い、色々調べてみたので、それらをまとめつつ、私の中の解釈を書いておこうかなと思います。
突然声を掛けてくるため怪しいが、基本的には無害な方々
これは一般人においてはですが、勧誘してくる方々は「救いたい」という善意だけで活動されているため、基本的には無害だと認識しました。勧誘ノルマなどもないようです。金銭についても、例えば講演会なども無料で行っていたりと、かなりクリーンな団体です。
彼らはキリスト教系の宗教で、元々は「国際聖書研究者協会」という名前だったそうです。
この名前の通り、聖書を正しく理解しようと研究を進め、その解釈を現代に当てはめ、様々な問題への対処などを独自の聖書のような形で共有し、最終的には救われ、生まれ変わることを信じているような、そんな団体のようです。
厳しい罰則もあり、二世は納得ができないことも
信者の方々には罰則があります。鞭でたたかれるなどが有名なようです。
自身から入信した人は、ご自身の判断なので自己責任ですが、その子供など2世3世は強制され、いろいろと問題につながることがあるようです。
また結婚がエホバの証人の信者としかできなかったり、布教優先で進学ができなかったりと、人生において子孫の方々は苦労も多い様子です。
なぜかピアノ配信をされている「ゆゆうた」さんの動画が見つかって、中々興味深い内容だったので張っておきます。3世の方のお悩み相談のような内容です。
エホバの証人に対する個人的な解釈
私は色々な宗教について勉強しています。
イスラム教徒の方々の生活や日本での暮らしについても大変興味深いことがありますし、そもそもイスラム教自体にも非常に興味を持っています。
キリスト教については、カトリックよりもプロテスタントの方が理解しやすいし、共感できます。
そんな私にとっては、エホバの証人の概要を把握した限りでは、良いところもあり、悪いところもあるような印象を持ちました。
偶像崇拝禁止で聖書最優先
個人的には好印象だったのは、とにかく聖書に忠実であろうという姿勢でしょうか。世界的に広まっているカトリックの偶像崇拝は、歴史的にみるとイエスへの裏切りのように思えてなりません。そんな中で、エホバの証人の信者たちは、イエスの教えをまとめた聖書に対して、忠実であろうとする姿勢は好感が持てます。
また、活動自体がクリーンなのもポイントが高いところでしょうか。新興宗教やカルト宗教というのは、何かにつけて営利目的にしているところがあり、そういう人の心の弱みにつけ込んで利益を貪るようなのは、人間として問題があると感じます。
そもそも偶像崇拝については、キリスト教の元になっているユダヤ教でも許されていません。分かりやすくて信者が増えるのも分からなくもありませんが、やはり邪道なイメージが拭えません。
罰則や固定的な解釈
残念ながら、罰則としてのむち打ち等は、どうやっても賛同できません。輸血禁止についても、正常な判断能力がなくなっているとしか思えません。
イエスを始め、預言者の方々が説かれているのは、そんなことであるはずがないのです。仮に聖書にそのように解釈できるものがあったとしても、それは間違いなくミスリードだと断言が出来ます。
何故なら、彼ら預言者と言われる方々は、神の御言葉を代弁しているわけで、根本的思想は人々の幸福であるからです。というと、いかにも宗教ですが…
息子が交通事故で輸血をすれば助かるという状況で、エホバの証人の信者二世だからと輸血を断り、結果息子が亡くなるという事件もあったと聞き及んでいます。息子さんはこれで幸せだったのでしょうか。本人のみぞ知るところだとは思いますが、とても第三者からは幸せであったとは思えないのです。
エホバの証人の実態を「漫画・アニメで分かる」動画を紹介
エホバの証人について、すごく分かりやすく解説してくれている動画の一つとして、「アシタノワダイ」さんの動画を紹介しておきます。
非常に分かりやすく、見ているだけで理解できるので、こういうコンテンツはとても助かります。こんな良質なコンテンツを無料で享受できるとは、本当にいい時代です。
動画内での「ポイント」
アシタノワダイさんの動画では、重要なことを「ポイント」として文字で紹介をしてくれています。それらを抜粋したものが以下になります。
1. エホバの証人は世界の終わりを観測している
2. あくまで善意での勧誘
3. 競争禁止・政治干渉禁止、輸血禁止
4. エンタメはサタンによる誘惑
5. ムチでお仕置きされる厳しい罰則があった
6. 2020年現在、日本におけるエホバの伝道師は21万人程
仕事や結婚など、人生に関係するところにも制約などが多く、実際の信者さんの生活は大変そうだなと感じます。それでも終末を信じて頑張れる、その信心はいったいどこから生まれるのか、個人的にはその点こそ興味があったりします。
闘争禁止の件など、全人類がその意識になっていなければ何の意味もないわけで、むしろ闘争能力がある人に守られて自分たちが生存できているということについては何も思わないのか、そんなことが気になってしまいます。
宗教の概念・解釈についての個人的な見解
ここに書くのがよいかよく分かりませんが、2021年現在の私の考えというか、個人的な解釈ですが、歴史の中で大きな役割を占めてきた宗教については、今のところ「教養・モラル」と解釈しています。
なんか広すぎてイメージが伝えにくいですが、国の制度や法律などで制定する決まり事とは違い、人々の常識というか「こうしましょう」という共通認識のようなもの、よい世の中にするために、「このように行動しましょう」という行動の規範のようなものの定義、それが宗教という形で集約しているように捉えています。倫理観と言い換えてもよいかもしれません。
下の動画は、イスラム教が砂漠気候で広がっている点に絞って解説をされている動画ですが、とても勉強になりました。
ムハンマドが伝えたかったのは、過酷な環境で生活していく上で、このように行動していけばよいでしょう、という指針を打ち出してると捉えると非常に分かりやすく思います。
結果として、それは人々の生活を安定させたのではないでしょうか。
この現代の科学的知識があれば容易に理解できる様々なことを、当時のムハンマドがどうやって知り得たのかまでは分かりませんし、あまり興味はありませんが、少なくともイスラム教の中には、その当時の人々の生活を改善する知恵が含まれていたことは確かでしょう。
まとめ - エホバの証人と宗教 -
エホバの証人のことをまとめる記事のはずだったのに、宗教についても語る記事になってしまいました。
多くの人に信仰されている宗教だけでなく、こういった分かれた宗教・宗派もそのルールなどを考えると、非常に興味深いものがあります。
おまけでもう一つ。
私はサッカーとか見ない人ですが、その会場でのモラルの高さに対して海外の方々がコメントしていて、それをまとめられた動画になっています。
海外の方のコメントは、それはもう賛辞や羨望といった感想だらけなわけですが、そんな中で面白いコメントがあります。
イラクの方
「イスラム教が教えてることを日本人が実践してるんだよね。どうして俺達には同じことが出来ないんだ」
エジプトの方
「日本はイスラム教の国じゃないんだけど、イスラムの教えが理想とする国なんだよなぁ」
確かに日本はイスラム教の国でもないですし、そもそもイスラム教の教えを理解している人は少ないでしょう。ですが、日本は仏教・キリスト教・儒教そして日本神道などから培われた独自のモラルが形成されていて、特殊な決まりや罰則などが定義されていなくても、世界がうらやむほどの状態となっています。知れば知るほど、世界的にも非常に稀なケースで面白いですが、我々はこれを「常識」として認識しており、これはとても素晴らしいことだなと心から思います。先人たちに感謝です。
超常のものからの言葉としてモラルを定義した宗教と、超常の力に依らず常識としてモラルを教育される日本、世界の3分の2以上は前者であることを、我々日本人はもっと知り、学ぶべきなのではないでしょうか。
日本の古事記や国家神道についても記事にまとめていますので、日本の固有の宗教に興味がある人はそちらも見てみてください。
(2021/10/28 追記)
日本の恐ろしいカルト宗教として有名なオウム真理教について、元幹部の上祐氏のインタビューから様々考えさせられましたので、それについても改めて記事にまとめ直しました。
コメントを投稿