鄧小平の棚上げ戦略の凄さ
お隣の国中国は、日本の歴史において避けては通れない、非常に大きな影響を与えてきた国です。古くは仏教や各種文化のお手本として、そして近代・現代では帝国主義による国土を巡った争いなど、切っても切れない関係性があります。
2021年現在は、中国は中国共産党による(国際的に見て)独裁的といえる政権のもとで、自由な経済活動が行われ、目覚ましい発展を遂げていっており、アメリカに続いて世界第2位のGDPをもつ経済大国です。人口も13億人以上抱えており、国土内の資源も豊富で、アメリカと世界の覇権を巡っての水面下の攻防が続いています。
日本国内や、資本主義の各国からは、その国策の進め方が武力による威嚇や、資本力による経済的に不平等な条約、提携などと共に、宗教や人権的な問題については批判的な意見が多いのも事実です。
個人的には、旧ソ連のような「情報の不透明さ」が感じられ、それが元になって批判につながっているようにも思います。やましいことがないなら、世界の皆が安心できるように色々情報を開示してほしいものです。ですが、彼らの経済的な発展は、本当に素晴らしいと思っていますし、現在の国家主席「習近平」氏のリーダーシップは心の底から賞賛しています。
細かな人権問題などについては、基本的には批判したいところではありますが、何よりも「国家として進むべき道を示している」というところが評価の中心にあります。