2021年8月29日日曜日

Covid-19は基本的には風邪だが死ぬ

event_note8月 29, 2021 editBy Fluffy Knowledge forumNo comments

 Covid-19は基本的には風邪だが死ぬ

今までCovid-19ことコロナウイルスについては記事を書いてこなかったのですが、どんどん変異して何度も波が来て、ようやく人口が密集している先進国にはワクチンが行き渡りつつあるこの状況で、一つくらい自分の考えをまとめつつ記事にしておこうかなと思いました。

感染症については準備が足りていないのではと、数年前から色々警告がでていましたが、まさか本当にこんなパンデミックになるとは思ってもいませんでした。というより、そういう警告すら、どこか他人ごとで、大変な事態になってからそういう情報を得るという始末です。


結構有名な動画と思いますが、かのMicrosoftのビルゲイツ氏の演説です。私も斜め読みというか飛ばし読みというか、全部をしっかり見て理解した訳ではありませんが、タイトル通りの内容のようです。


この動画は2015年4月に投稿されて、2021年8月現在までに35M(3500万回)の再生数になっています。どれだけ注目されているのかが分かります。

基本的には風邪の一種


コロナウイルスことCovid-19の基本情報を詳しくここで述べるつもりはないのですが、あまり情報を持っていない人のためにも、簡単な所だけPick upしてみます。

Covid-19は、2019年に中国武漢で発症が確認されたウイルス性の感染症です。2019年に発見されたから末尾の2桁の数字の19が名称に付与されているわけです。

私も専門家ではありませんが、基本的には風邪の一種とのことです。

そもそも、風邪というのは5種類程度の原因となるウイルスがあって、それに感染してウイルスが増殖することで発症するらしく、SARSとか名前くらいしか聞いたことないですが、そういうのも同じ系統らしいです。

つまり、誰しもかかったことがある風邪の、発熱とか咳がでるといった症状になるのは、コロナウイルスも同じで、ただその症状がひどく、感染率も高いから、非常に危険とされているようです。

風邪の治療薬はなかった


私が小さい頃は、風邪の治療薬を作ったらノーベル賞だよ、と言われるくらい有名な話でしたが、最近の子供たちはどうなんでしょうね。

風邪というのは、治療することが難しいのか、発症しても基本的には自己免疫機能で回復するという形です。これはコロナウイルスでも同じで、発症して酷い発熱があったり、肺機能が低下したりしても、何とか酸素を供給し続けて、免疫機能で回復させるという方法がとられています。

治療薬についても開発が進んでいるらしいですが、それってもし開発に成功したら通常の風も一発で治せるようになるレベルで凄いことなのではないかと期待してしまいます。

ワクチンも同様で、現在出回っている新種のワクチンも、本当に有用なものであれば、今後人類は風邪をまったく引かないようにもできるということなのではないかと思います。ただ、実際には数種類あって変異もするウイルスすべてについて、世界中の人用のワクチンを流通させるにはいろいろと無理がありそうなので現実味はありませんが。

死ぬ確率


やっぱりCovid-19の最大の特徴は「死ぬ」ということではないかと思います。

もちろん、通常の風邪でも悪化して肺炎などになると、命を落とすこともあるわけですが、Covid-19は、普通に死ねるというところで、人類存亡の危機レベルの対応がとられていっているわけですね。

どのくらいの確率で死ぬのか、やっぱり気になりますよね。


WHOのCovid-19特設ページに、世界の情報が分かりやすくまとめてあります。いうまでもなくWHO(世界保健機構)は国連の機関で、これ以上に信頼できる情報ソースは私は知りません。興味がある方は以下からどうぞ。


細かい数字は「Data Table」から確認できます。かなりの更新頻度で数字が更新されていて、一日一回の日本の報道機関の発表より、安心で分かりやすいように思います。

上記スクリーンショットは、2021年8月30日時点のものです。
これまでの世界(Global)の累計(Total)を見てみます。
  • 感染者数 : 214,468,601
  • 死者数 : 4,470,969
単純に割り算すると、大体2%程度の死亡率となっています。平均すると、50人に一人が死亡しているという凄まじい数字です。まぁそもそも450万人近くの人が亡くなられているという事実が、実感がわかないというか、なんか遠い出来事のように感じます。私の周りで発症した人すらいないからかもしれませんが。

インフルエンザと比較して200倍死ねる


ウイルスとしては、全然違う種類ではありますが、普段の生活で馴染みのあるインフルエンザと比較してみましょう。

インフルエンザは、時期や種類などで死亡率の数字は変わるのですが、概ね0.01%前後のようです。感染力が強く危険、というイメージではありますが、現在のCovid-19とは比較になりませんね。

  • インフルエンザ : 0.01% (10,000人に一人)
  • Covid-19 : 2% (50人に一人)
日本の報道や、政府の対応から危機感はどこかへ行ってしまいましたが、WHOの数字を見る限りだと、これまでにない非常に危険なものだと感じます。

念のため書いておきますが、恐怖を煽ろうとか、そういう意図ではありません。WHOのページが英語なのもあって、知られていないかもしれないので、事実として日本語で紹介しているだけです。年代や地域などによって当然ばらつきもあるでしょうし、平均値的な捉え方が望ましいでしょう。

まとめ

しかし、冒頭に述べたように「基本的には風邪」です。恐れすぎて普段の生活ができなくなるのは、ちょっと問題だとは思います。

特に、経済活動については、していない私がいうのもなんですが、世界的にあまり良くない傾向ですよね。中国だけは元気なようですが。

個人的には、常に傍にあるもの、として上手く共存していくしかないのではないかと思いますが、天然痘ウイルスの勝利に酔った科学者達が、今回も根絶しようと躍起になっているようにすら感じます。

自民党総裁選も近いですが、現在の日本は感染症対策と経済活動のバランスを取りながら、国防上の諸問題など、直近で取り組みしなければならない問題が多すぎて、責任重大だと感じます。個人的には菅総理は不支持なので、もっとリーダーシップのある、強い人を希望したいところです。

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