2022年1月1日土曜日

外国人の方が日本文化に詳しいと恥ずかしく思う

event_note1月 01, 2022 editBy Fluffy Knowledge forumNo comments

日本に生まれ育ったのに知らない日本の事


年が明けて2022年が始まりました。2021年は私にとっても人生の転機ともなった重要な年でしたが、何とか無事に乗り越えることができました。年末年始で仕事もお休みになったりして、特に意味もなくYoutubeでオススメに表示された適当な動画を再生したりして時間を潰していると、ちょっと気になる動画を見つけたので、今回はそのことについて記事にしてみたいと思いました。

動画は海外のVTuberの方の切り抜き動画で、日本の人と会話する中で「月が綺麗ですね」という言葉を使っていたのです。この言葉は「I Love You」を意味する夏目漱石の言葉として有名ですが、私はその言葉の由来などを正確に把握しておらず、もしかしたら海外の人の方が詳しいのではないかと不安になってしまいました。


日本に生まれ育ったのであれば、やっぱり日本のことについては海外の人よりも知っておきたいと思うのです。


「月が綺麗ですね」という漱石の逸話


「月が綺麗ですね」という言葉の由来は、夏目漱石が作品内でつかった表現ではなく、英語教師だった際に[I Love You]の日本語訳として表現したとされています。

日本人は海外の人のように、「愛している」と率直な感情表現はせず、奥ゆかしいものであるとしたい夏目漱石らしい解釈で、同じ日本人としてもとても好感が持てる表現でもあります。

表現に「月」の「美しさ」を使っていることもあって、愛しているという言葉で伝えるよりも、柔らかく輝いたイメージが加わりとても魅惑的に思えます。

海外のVTuberの日本語力について


VTuberに限りませんが、語学を本気で学んでいる人たちや、学ぼうという姿勢で外国語県の人と触れ合い続けている人は、本当に習得速度が速く驚かされます。

今回切り抜きを見た動画のVTuberは「Ninomae Ina'nis」というHololive-ENの人ですが、昔の動画では日本語は片言だったと思っていたのに、最近の動画では本当に流暢に日本語を話されていて、同じ人かと驚き、見入ってしまいました。

「月が綺麗ですね」の切り抜き動画は以下を拝見しました。



月が綺麗ですねを言われた日本人の方が意味が分かっていないような感じで、自分も知らなかったらと思うと少し怖くも思います。恥ずかしい思いをしないように、少なくとも海外の人が知り得る日本の文化くらいはある程度把握しておきたいものです。


Hololive-ENの視聴による英語学習について


少し話は脱線しますが、英語の学習をする上ではやはり「英語圏の人とコミュニケーションする」ことが非常に重要だと思っています。

如何にその環境に自分を置くことができるかどうかが、習得へのカギとも思っていて、日本に住んでいると最も困難な部分でもあるでしょう。

私も英語の勉強をするのは好きで、英語のニュースやE-Sports実況などは日本語・英語気にせず両方視聴をしますし、英語のゲームなども気にせずに遊ぶような人間ですが、英会話となると経験も少なく、言葉に詰まります。仕事柄英語の文章なども読む機会は多かったのですが、会話となると海外出張や旅行などの機会がないと、普段の生活では英語を聞くことすら機会が少ないものです。

最近はYoutubeで気軽に英語の動画などを見ることができますが、VTuberというコンテンツは英語圏の人とチャットで会話もすることができ、会話までしなくても観ているだけでも英語脳を形成するのに役立ちそうだと感じています。

何か作業をしている裏で再生しておいて、何の会話をしているか理解できるくらいには英語力を高めたいものです。分からない表現が出てきて気になったら調べたりして知識を補完することなどもできて、この方法は最近中々気に入っています。

ニュースや実況と雑談配信との違いや難しさ


ニュースキャスターや実況で英語を話している人の英語は、本当に聞き取りやすく、さすがプロと納得し、感心してしまいます。

逆にそういった英語に慣れすぎると、普段の会話をしている雑談配信やゲーム実況配信など
の英語を聞き取るのは本当に苦労します。なんか「もごもご」と言葉が繋がっているように感じ、上手く聞き取りできないのです。

英語は単語が前後の音がくっついたりしがちですが、プロの人たちはそんな中でも聞き取りやすく丁寧に話していることが伺え、本当に素晴らしい技術だと思うのです。

英語を最終的に会話できるレベルに引き上げたいと思うと、普通の雑談レベルで話している英語が聞き取れなければ話になりません。今の恵まれた環境を活用して、少しでも自身の英語力を高めたいものです。


2022年はもう一段階人生を壊そうか


今回は年始一発目の記事でしたが、英語力と日本の文化について最近思っていることを書いてみました。

2022年はもう始まってしまいましたが、今年の目標も考えて動き始めなければなりません。

英語力の向上も目標の一つではありますが、昨年から始めた持病と共に生きる覚悟をもう一段階上のステージに昇華して、生活の安定化と人生と自身の生命の維持のために不要な物を削ぎ落とす決断をしなければならない年だと覚悟をし、前に進まねばと思っています。

頑張って生き続ける意味はまだ見出せてはいませんが、できることはやってみようと思っています。

0 comments:

コメントを投稿