ロシアのウクライナ侵攻と日本の歴史
執筆時点は2021年の12月ですが、ロシアがウクライナ近郊に軍備を固め、いよいよ侵攻を開始するのではないかと、アメリカを中心として世界が注目をしています。
大規模作戦を実行する際には、近隣諸国や対象の国などに隠し通すことが難しいとされ、相手に戦術的な情報がある程度バレた状態になることを前提として作戦を立てるらしく、現在のウクライナとロシアの間は、まさにそのような大規模な軍勢が集結して、作戦が開始されようとしているのです。
ロシアがウクライナを狙っているのは、既にクリミア半島を事実上掌握してしまっていることからも分かる通り、かなり以前からのことです。実は日本とロシアの間で過去に軍事的な衝突をした日露戦争にも関連しています。
今回は、ニュースで流れてくるウクライナの情勢と、学校で習う日露戦争についての関連などを紐解いて考えてみることにします。